2050年の単身世帯

国立社会保障・人口問題研究所は、日本の世帯数の将来推計を発表した。

2050年に全5261万世帯の44.3%に当たる2330万世帯が1人暮らしとなり、うち65歳以上の高齢者が半数近くを占める。

2020年は全体の38.0%が単身世帯だった。2050年(25年後)には未婚率の高い世代が高齢期に入り、身寄りのない高齢者が急増することで、65歳以上の高齢者単独世帯の未婚率は、50年に男性で約6割、女性で約3割に上ると推定されている。

同研究所は、「社会的孤立や孤独の問題が深刻化し、大きな課題になるだろう」と指摘する。

都道府県・行政の未来予測は期待値が入るので外れることが多いが、人口問題研究所の人口予測は、高い確率で当たっている。実際に、2010年頃に発表した「未婚化・晩婚」の予測も正確に当てた。

2050年で65歳以上の高齢者単独世帯の未婚率が、男性で約6割、女性で約3割は、現在40歳以上の未婚者になるが、この年代の皆様に取っては深刻な問題になって来ますが、頭に入れておくべき統計です。

2050年の徳島県の人口は48万人、2020年の72万人から33.2%の激減となる。

 

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